2016年9月27日火曜日

ポケモンGOにはまりパチンコを卒業した65歳男性 毎日のウォーキングがてらにピカチュウ300匹GET

「ピカチュウ」おった! 高齢者もポケモンGO 連日ファンでにぎわう
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津市あのつ台の公園「中勢グリーンパーク」が、人気スマホゲーム「ポケモンGO」のファンで異様なにぎわいを見せている。ファンの間では人気キャラクター「ピカチュウ」が多発するスポットとして知られているからだ。県外から訪れるファンも多いほか、高齢者の姿も少なくない。市は園内に看板を立てるなどして「歩きスマホ」をしないよう呼び掛けている。

中勢グリーンパークは工業団地「中勢北部サイエンスシティ」の敷地にあり、オープンから十五年がたつ。約十一ヘクタールの敷地に芝生が広がり、遊具もある。フリスビードッグの全国大会やサッカー教室などが開かれ、秋は幼稚園や小学校の遠足でにぎわう。

実はこの公園、七月下旬に国内配信が始まった「ポケモンGO」のファンにとって注目の場所となっている。通常はほとんど出現しないピカチュウが、公園内に多く「生息」していることが理由。インターネット上では「ピカチュウの巣」と呼ばれている。

遅まきながら今月に入って「ポケモンGO」を始めた記者も、二十四日に公園を訪れた。駐車場には愛知や岐阜など県外ナンバーが目立つ。この日は雨だったが、公園には百人ほどのファンが傘を差しながらスマートフォンを手にポケモンを探し回っていた。

ゲームは若者というイメージだが、公園は意外にも高齢者が多い。老夫婦が「あそこにピカチュウおるで」と、孫世代の子どもたちを案内していた。監督からげきを飛ばされるサッカー少年らのそばで年配の男性が「ピカチュウおった」と声を上げる光景もあった。

先月上旬からポケモンGOを始めたという津市白塚町の男性(65)は長靴を履いて公園を訪れていた。この日、捕まえたピカチュウが三百匹目に達した。少し離れた所でポケモンを探していた妻(61)を呼び「やったぞ。ようやく三百匹だ」と喜んでいた。

男性は毎日この公園を訪れ、ピカチュウを〝ゲット〟するために三時間ほどで一万二千歩を歩く。これまでもウオーキングを日課にしていたというが「雨の日まで歩こうと思ったのはゲームを始めてから。楽しすぎてパチンコも辞めてしまった」と語る。






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